映像作家・かわなかのぶひろの動きに注目が集まっている。2009年4月、2本の映画上映が行われる。イメージフォーラム・フェスティバル 2009(新宿パークタワー・ホール、京都ドイツ文化センター)では、『酒場#7「汀」 渚ようこ新宿コマ劇場公演「新宿ゲバゲバリサイタル」』という長編 ドキュメンタリーの新作を発表。東京会場ではトークとミニライブも予定され ている。また、定期的に行っている上映会「映像の地下水脈#12」(高円寺・前衛派珈琲処 Maching Mole)では、代表的な「私小説シリーズ」を1本にまとめた『私小説』(サイレント・102分)を上映予定。
 イメージフォーラムの代表として、アンダーグラウンド映画から個人映画へと至るムーブメントを最前線で牽引し、東京造形大学の教授として後進の指導にあたってきた才人かわなかのぶひろ。今回は代表的なシリーズである『私小説』や『映像書簡』と新作のドキュメンタリー映画に関して、映像作家としての活動に絞って話を聞いた。
(聞き手・構成/金子遊 写真撮影/松島史秋)