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2014年02月08日

反共プロパガンダ映画を再見する 「私はシベリヤの捕虜だった」の上映と木全公彦氏による講演

反共プロパガンダ映画『私はシベリアの捕虜だった』の上映とこの映画を糸口に映画評論家の木全公彦氏が日本映画の裏面史を紐解く講演会が2月22日(土)にエスパス・ビブリオにて催されます!

スケジュール
2月22日(土)14:00-
上映「私はシベリヤの捕虜だった」(87分)※DVD上映+講演:木全公彦(映画批評家)


第二次世界大戦後、日本を統治した占領軍は、政治や経済の改革だけでなく、メディアの統制と検閲にも乗りす。目的は封建主義の排斥と民主主義の普及だったが、日本人に親米意識を浸透させるねらいもあった。その政策の中に、短篇ドキュメンタリー映画を巡回上映するプロジェクトがあった。戦前、報道カメラマンとして活躍した田口修治は、この時期にそうした映画を多数製作したプロデューサーのひとりだ。占領終結によって日本が独立すと、それらのシステムは、激化する東西冷戦下のプロパガンダとしても利用されることになる。田口がCIAの資金を得て製作した『私はシベリヤの捕虜だった』はその典型的な作品である。(木全公彦)

講師紹介
木全公彦

映画評論家・ライター・編集者。映画関連の共著、編著に『映畫読本 清水宏』『唄えば天国 天の巻・地の巻』など。小誌ベストテン・ワーストテン選者。

上映作品
『私はシベリアの捕虜だった』

1952年/87分/DVD上映
製作:シュウ・タグチ 監督:阿部豊、志村敏夫 脚本:沢村勉 撮影:藤井静 美術:中古智
出演:北沢彪、重光彰、有木山太、田中春男
◎1950年代に日本の共産化を恐れたCIAの工作の一環として、シュウ・タグチ・プロダクションズに資金提し、製作された反共プロパガンダ映画。シベリアに抑留されていたカメラマン藤井静の実体験を基に、日本人抑留者の過酷な抑留生活を描く。真冬の北海道の原野をシベリアに見立て、日本人抑留者施設のオープンセットをて、そこを中心に撮影が行われた。ワシントンの公文書館で発見されたヴァージョン(タイ語のタイトル)を上映する。
※上映素材の状態が悪く、お見苦しい箇所がある場合がございます。予めご了承ください。

料金
一般=1500円
アテネ・フランセ文化センター会員=1400円

予約制
電話(エスパス・ビブリオ:03-6821-5703)もしくは、メール(info@espacebiblio.superstudio.co.jp)にて。メールの場合は、件名「木全氏講演希望」・お名前・電話番号・参加人数をお知らせください。追って返信メールで予約完了をお知らせいたします。
※1週間前から当日のキャンセルは、料金と同額のキャンセル料が発生します。予めご了承ください。また、定員(70名)に達し次第、キャンセル待ち番号のご案内となります。お席をご案内できる場合のみ、イベント前日午後5時まで随時ご連絡させていただきます。


会場&お問い合わせ
Espace Biblio(エスパス・ビブリオ)
東京都千代田区神田駿河台1-7-10
YK駿河台ビルB1
TEL. 03-6821-5703






posted by 映芸編集部 at 14:39 | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする