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2011年07月25日

『東京公園』 
青山真治(監督)インタビュー

 2007年の『サッド ヴァケイション』以来、4年ぶりとなる青山真治監督の新作長篇『東京公園』が公開中だ。北九州の地で神話的世界が繰り広げられる前作に対し、東京を舞台とした今作では、カメラマン志望の大学生を中心とした人間模様がユーモアも交えて軽やかに語られていく。地縁血縁の束縛とは無縁に、寄る辺なく生きる人々の姿は、これまでの青山作品にはあまり見られなかったものだろう。こうした変化は単に原作の世界観によるものなのか、あるいは4年という時間がもたらしたものなのか。ロカルノ映画祭コンペ部門への出品が決まった直後の某日、監督にお話を伺った。
(取材・構成:平澤竹識)

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posted by 映芸編集部 at 10:36 | インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月15日

『緑子/MIDORI-KO』 
黒坂圭太(アニメーション作家)インタビュー 後編 
『みみず物語』から長編『緑子/MIDORI-KO』まで

 手描きアニメーション、実写、写真アニメーション、クレイアニメなど、様々な技術を駆使する孤高のアニメーション作家、黒坂圭太。彼の実験的なアニメーションはアヌシー、オタワなどの国際アニメーション映画祭や各種コンペティションで受賞、様々な映像祭やアートイベントに招待され、日本のファンをはじめ、海外からも熱い視線を浴びている。90年代に発売されたビデオソフト「黒坂圭太作品集VOL1〜3」(ミストラルジャパン)はDVD化が待ち望まれ、2011年の秋から、ついに初の長編アニメーション映画『緑子/MIDORI-KO』(10)が劇場ロードショー公開される。今後、ますます活躍が期待される気鋭のアニメーション作家へ、初期作から『緑子/MIDORI-KO』にいたるまでロングインタビューを試みた。
(取材・構成/岩崎孝正 取材/金子遊 取材協力・写真/nashino)

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posted by 映芸編集部 at 11:58 | インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月21日

『緑子/MIDORI-KO』 
黒坂圭太(アニメーション作家)インタビュー 前編 
アニメーションとの出会いと初期の作品

 手描きアニメーション、実写、写真アニメーション、クレイアニメなど、様々な技術を駆使する孤高のアニメーション作家・黒坂圭太。彼の実験的なアニメーションはアヌシー、オタワなどの国際アニメーション映画祭や各種コンペティションで受賞、様々な映像祭やアートイベントに招待され、日本のファンをはじめ、海外からも熱い視線を浴びている。90年代に発売されたビデオソフト「黒坂圭太作品集VOL1〜3」(ミストラルジャパン)はDVD化が待ち望まれ、2011年の秋から、ついに初の長編アニメーション映画『緑子/MIDORI-KO』(10)が劇場ロードショー公開される。今後、ますます活躍が期待される気鋭のアニメーション作家へ、初期作から『緑子/MIDORI-KO』にいたるまでロングインタビューを試みた。
(取材・構成/岩崎孝正 取材/金子遊 取材協力・写真/nashino)

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posted by 映芸編集部 at 17:39 | インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月13日

『まなざしの旅 土本典昭と大津幸四郎』
特集上映「反権力のポジション キャメラマン大津幸四郎」
大津幸四郎(キャメラマン)×鎌仲ひとみ(ドキュメンタリー監督)トーク

 代島治彦監督による『まなざしの旅 土本典昭と大津幸四郎』(10)は、水俣を撮り続けたことで知られる、日本ドキュメンタリー映画の巨人・土本典昭監督へのインタビューと、土本監督や小川紳介監督などの撮影を長年つとめてきた大津幸四郎キャメラマンへのインタビューを主体に、『ある機関助士』(63)『水俣―患者さんとその世界』(71)などの過去作品を多数引用しながら構成されたドキュメンタリー映画です。
 近年、『ヒバクシャ―世界の終わりに』(03)『六ヶ所村ラプソディー』(06)『ミツバチの羽音と地球の回転』(10)など、一連の作品で核や原発の問題を追い続けている鎌仲ひとみ監督は、『六ヶ所村ラプソディー』では土本監督を訪ね、『原発切抜帖』(82)に言及したりと、土本監督への敬意と自身への影響を表現しています。鎌仲監督と大津幸四郎さんは、面識はあれどゆっくりと話した機会がなかったそう。
 国と企業が癒着した構造を持ち、長い間原因を隠ぺいし、補償の認定制度すら政府、審査機関を経なければ補償金が降りなかった「水俣病」。東京電力、政府、マスメディアは情報を隠ぺいし、政治家は原子力政策を推進してきた歴史が、3・11以後、どこか問題が地続きでつながっているように見えてきます。
 今回の対談では、ドキュメンタリーを撮影するとはいかなることなのかまで、核心にせまる議論が繰り広げられました。オーディトリウム渋谷で『パルチザン前史』(69)『水俣―患者さんとその世界』の上映後のトークをまとめます。
(司会:代島治彦 構成:岩崎孝正 構成協力:吉川正文)

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左から代島、鎌仲、大津の三氏

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posted by 映芸編集部 at 12:23 | インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月26日

『軽蔑』 
廣木隆一(監督)、鍋島淳裕(撮影)、森重晃(プロデューサー)トーク

 柳町光男監督『火まつり』以来、26年ぶりの中上健次原作映画となる『軽蔑』。本作はまた、『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』以来、廣木隆一監督と森重晃プロデューサーがタッグを組んだ注目作でもあります。
 和歌山県新宮市にある建築家、西村伊作の記念館で撮影が行なわれた縁から、5月15日、西村伊作が創設した文化学院において行なわれた本作の予告編&メイキング試写会。その後、放送映画学科の学生が司会を務めたトークショーでは、廣木監督と森重プロデューサーの他に撮影監督の鍋島淳裕さんも加わって、映画界を目指す若者たちに様々なアドバイスが送られました。
(協力:文化学院 構成:平澤竹識)

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左から廣木、鍋島、森重の三氏

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posted by 映芸編集部 at 13:18 | インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする